視界や取り回しなどの"運転のしやすさ"の観点から車を評価するサイトです
[初代(ビートルとしては2代目) 1998年~]
友人のニュービートルを少しだけ運転する機会があったのですが、
この車は、かわいらしいルックスと引き換えに
視界がかなり犠牲になっていて、なかなか運転が大変な車でした。
前方の視界はダッシュボードが奥に長く伸びていて、
ボンネットやフェンダーが全く見えないため、
先端の位置が非常に把握しにくいです。
また、フェンダーが左右に大きく張り出しているので、
車幅感覚もかなりわかりにくく、狭い道では、
フェンダーをこすらないように、非常に気を使いました。
Aピラーはかなり奥まった位置にあり、
付け根部分が非常に太く、アーチを描いているので、
右左折の際に死角が多く、かなり視界の邪魔になります。
左右の視界はヒップポイントが高いので、
それほど悪くはありませんが、
サイドミラーが非常に見難く(下のほうが見えない)、
車庫入れは難儀しそうです。
後方視界はCピラーが非常に太く、
リアウィンドウも小さいので、
かなり悪く感じます。
また、後輪もフェンダーが張り出しているので、
車幅感覚が分かりにくく、
バックにはかなり慣れが必要です。
ニュービートルはルックスは大変魅力的ですが、
とにかく見切りが難しく、
私が今まで運転したコンパクトカーの中では、
一番、上級者向けの車だと感じました。
かわいらしいルックスに引かれて購入すると、
初めは、かなり苦労しそうなので、
初心者ドライバーや運転が苦手な人にはお勧めしません。
運転のしやすさ:5/10
(Wagon R)
[4代目・現行型 2008年9月~]
4代目ワゴンRは外観はずいぶんスタイリッシュになった反面、
視界に関しては、先代よりも少々悪くなってしまった印象です。
前方視界はフロントウィンドウの傾斜が強くなり、
ウィンドウの天地が狭くなったため、先代より視界が狭くなっています。
また、ボンネットは見えないので、先端の見切りはよくありませんが、
ボンネット自体が短いので、それほど問題はないと思います。
左右の視界はウィンドウの下端の高くなっているので、
先代に比べてかなり悪くなっています。
後方視界は、後方に行くにしたがって、
ウィンドウの下端が高くキックアップしていることや、
Cピラーも太いことで、特に斜め後方の視界は見にくい感じがします。
先代までのワゴンRは視界が広く、
運転しやすい軽自動車の代表格でしたが、
この4代目ワゴンRは、スタイルを重視したためか、
ウィンドウが全体的に小さくなっていて、
ごく平均的な運転しやすさの軽自動車になってしまった印象です。
運転のしやすさ:8/10
(GALANT FORTIS)
[初代・現行型 DBA-CY4A 2007年8月~]
ギャランフォルティスは、実質6代目ランサーの後継車ですが、
ごく普通のセダンだった6代目ランサーに比べると、
スポーツ色が強くなった分、全体的に視界が悪くなっている印象です。
前方視界は、着座位置が低いので視界はあまり良好とは言えず、
また、ボンネットが全く見えないこともあり、先端の見切りが難しい車です。
フロントウィンドウは傾斜がきつく、
太めのAピラーが奥のほうにあるので、
斜め前方の死角が大きく、セダンとしては右折に気を使います。
左右の視界はウィンドウの下端が高いためによくはなく、
セダンというよりスポーツカーのような感覚です。
後方視界は、リアウィンドウが寝ているのでかなり悪く、
できれば、バックモニターが欲しいところです。
また、試乗車はリアスポイラーが付いていたので、
ただでさえ狭い視界が余計に狭く感じました。
小回りは、このクラスのセダンとしては予想以上に効くので
狭い場所での取り回しは(ボンネット先端の見切りに慣れさえすれば)
悪くないと思います。
ギャランフォルティスはスポーツカーのようなドラポジなので、
全体的に視界が悪く、スポーツカーとして乗るなら別ですが、
運転しやすさ重視のファミリーセダンが欲しい人にはあまりお勧めできません。
運転のしやすさ:6/10
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